チケットゲット実践編
チケットが取れなかった経験
 私は過去にも人気アーティストのチケットを取ろうとして発売日に電話を入れたことがあります。発売開始から何回も電話をかけて、30分くらいでやっと繋がったと思ったら「チケットは売り切れました。」の自動音声。下手をしたら、この自動音声を聞くために何回も電話していたりします。

 表ページでも書きましたが、私は倉木麻衣のファンで、初めて倉木麻衣のライブに参加しようとして、予約電話を入れて、この「売り切れました。」の自動音声を聞いて愕然としました。私が倉木麻衣のライブに行けないのだということは、とても考えられない事態だったのです。

 今回はオークションで落とすことにし、すぐにオークションサイトでユーザー登録したのですが、「次回からは、これではいけない。」と思うようになり、チケット入手方法を考えるようになりました。
 オークションというのは、リスクがあるので、ユーザー登録するというには、それなりの強い動機が必要なのでしょうね。(オークションについては、別に書きます。)

ファンクラブに入会
 ファンクラブによっては、優先予約の特典があるところがあります。ファンクラブの優先予約は、他の先行販売よりも先に行われ、しかも前の席になることが多いです。ファンクラブでも必ずチケットが取れるわけではないですが、他の方法よりは確率が高いのです。
 例えば、2004年夏の倉木麻衣全国ライブの場合だと一般発売日は3月29日でしたが、ファンクラブでは1月末〜2月上旬にはチケット代金を支払っている状態でした。

先行予約
 別のページで前述しましたが、プロモーター、プレイガイドの会員になると、一般販売に先がけて会員限定先行販売があります。
 販売日、ライブ日程との兼ね合いや主催者の都合にもよりますが、各プロモーター、プレイガイドの先行販売日が同時のときと、それぞれズレることもあります。

 倉木麻衣の例では2003年の秋のスペシャルライブのときは、各プロモーターやプレイガイドの先行販売の日程が同じだったのですが、2004年夏のライブでは、ファンクラブ先行予約が終わったあとにプロモーターの先行予約があり、プレイガイドの先行予約も、イープラスの先行予約期間が終わった後に、ローソンの先行予約、ぴあの先行予約がありました。

 それぞれの会員となっていると、プロモーターの先行予約で抽選に外れても、イープラスの先行予約に参加でき、イープラスの先行予約に外れても、次はローソン、ぴあと何回も先行予約に参加できることになり、先行予約だけでかなりチケットが確保できる可能性が高いわけです。

 先行予約では、もともと一般販売よりも確率が高いので、それに何回も参加することができると、かなりチケット入手の可能性が高いわけです。
 私は倉木麻衣の全国ライブは複数の会場で参加するのですが、ここまでで大半のチケットは確保できました。

一般販売
 先行予約に何回も参加して運悪くチケットが取れなかったら一般販売しかありません。一般販売では先着順となりますので、発売時間になると電話をかけまくるか、携帯電話、パソコンからアクセスするわけですが、これがほとんど繋がりません。
 勤務の都合で、自分で予約できない場合は代行業者に頼んでもいいわけですが、もともと入手困難なチケットの場合、一般販売の段階になると代行業者に依頼してもチケット入手は困難なのかもしれません。
 「チケットは売り切れました。」の自動音声。まあ、一般人にとって、これは仕方ないかもしれません。

 プレイガイドは、それぞれプロモーターから一定数量の座席を購入しているので、座席はプレイガイド別にあるわけです。従って、あるプレイガイドで売り切れても、他のプレイガイドでは残っている場合もあるのですが、人気チケットの場合は、そんなに売り切れまでの時間に差はないでしょう。
 ただ、これで終わりではありません。

キャンセル販売
 キャンセル販売とは何かというと、一般販売は電話で予約することが多く、電話予約できると予約番号をもらい、予約番号をコンビニやプレイガイドの店舗に持って行ってチケットを発券してもらうわけです。
 キャンセル分というのは、予約番号はもらったけれど、それを発券しなかった場合をいうのです。予約番号には期限があり、その期限を越えると予約番号は無効となります。
 業者としても、このまま予約番号を得た人が発券にこないと空席を作ることになりますから、期限を設ける必要があるわけです。

 キャンセル販売は、実際は多いのにもかかわらず、これを知っている人は少ないのでチャンスはあります。
 キャンセルが出る多くの原因は、一般販売が入手困難なことから、同じライブのチケットを得るために友達、家族をまきこんで、みんなで予約電話をかけるため、ダブって予約番号が取れてしまうことと、予約代行業者などが予約番号を多く取りすぎたことなどから生じます。

 プレイガイドでは、最初の販売日に出した予約番号の期限が切れると、その分のチケットが余り、もういちど販売しなければならなくなります。
 プレイガイドのサイトに行くと、「予定枚数終了」と表示してあつたものが、ある時から「販売中」として表示されていてチケットが購入できるときがあるのです。

 では、キャンセル販売の時期はいつかというと、予約番号の期限の翌日午前10時に販売される事が多いです。
 一般発売日にチケットが完売したとすると、それらの予約番号の期限は同じで、多くは1週間です。土曜日が発売日になることが多いので、予約番号の期限は土曜日であったりします。
 そうだとすれば、日曜日の午前10時には予約が可能になることが多いです。私も、これで何枚か取った事があります。
 しかも、キャンセル分というのは、先に予約していた人がキャンセルした席になりますので、必ずしも後ろの方の席とは限らないのです。キャンセルされた席が前の方のいい席だということもありえます。
 
 ちなみに、オークションサイトにいくと予約番号を売っている人がいて、何日の何時までに発券できる人とか書かれていますので、それを参照すると予約番号の正確な期限を知ることができます。

 さらに、キャンセルのキャンセルというものもありまして、キャンセル販売の予約番号の期限は2〜3日で、これが発券されなかったときに生じます。
 毎日午前10時は見逃せませんね。勤務のある人はそうはいかないのですが、ここまでくると狙っている人は少なくて夜でもキャンセル販売をつかまえることができることがあります。
 なお、ローソンチケットでは、午後11時とかにキャンセル分の販売を始めることがあります。
 あきらめの悪い人は、毎日プレイガイドのサイトをチェックすることですね。


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