結局冷静な者が勝つ
 
 今のパチンコで勝つということに、特にテクニックは要らない。
 昔の手打ちの時代なら狙いの正確さと釘の見立て、台の調子を読むなどの駆け引きが必要だった。

 しかし、今は、デジタル中心の時代となり、テクニックは関係無くなった。
 さらに、時間あたりのデジタル回転数が少なくなったので、釘を見て、確率的に時間をかけるとプラスになるという打ち方も効果は薄くなった。
 確率に近づける程度に1日で回せなくなったからだ。

 もちろん、それは、専業のパチプロ以外は勝てなくなったというだけのことだけれどね。

 今は、釘の見立て以外のテクニックは要らない。冷静に台を選べるか、時給計算を冷静に出来るか、それだけだ。

 閉店30分前、ここで、あと1000円で止める。そう決めた時、本当に止められるか。
 理論で考えた事を淡々と実行出来るか。

 感情が先に立ってしまい、理論を無視して暴走してしまうと、理論なんか無いのと同じになる、いかに自分を制御出来るのかが問題なのだ。

 熱くなって借金をするのは最低、取戻せるあてなんかどこにも無い。資本投下が多いから、そろそろ出ると思うのは間違いで、それは自分でよく分かっているはずだ。

 まあ、変なことを言うようだが、私は自分を制御出来るようになった時が、パチンコを辞める時だったのだけれどね。