引きの強さ
 
今までは、確率論とか、技術的な事をいったけれど、実際には博才とかいうものがあって勝負の強さが違う。もちろん、勝負に強いのには他にも理由があるのだけれど、引きの強さというものがある。

 これは、先天的に運がいいというものだけれど、こういう人間には誰も勝てない、また引きの弱い人間は、確率論にかかわらず引きが弱くて絶対に勝てない。

 自分はどちらかということも認識しておかなくてはならない。
 大多数の人間は、確率論で進めるしかないんだけれど、勝負の引き際というものがあるから自分の運は認識した方がいい。
 引きの強い人間は、一気に負けを取り戻して、さらに稼ぐけれど、引きの弱い人間は確率どおりの結果が得られれば、それで納得するしかないのだから。

 たまたまなら勝てるかもしれないが、それは1年に何回あるか分からないことなので、それを目指すこと自体間違いだ。

 大負けする原因は、過去に大勝した記憶が残っているからだけれど、1年で1回起こるかどうかという現象に毎日期待してはいけないのだ。
 普段どれくらい出せるかということを考えなくてはいけない。

 私は、普段玉を換金せずに、景品をレシート(カード)のまま持っていて、勝負の終了時に全て替える。
 すると、だいたい自分は、毎日2万位の出玉があるとか、3万位の出玉があるとかが分かってくる。
 毎日2万の出玉の人間が、2万マイナスとなると、最大でプラマイゼロとなるし、1万のマイナスだと1万のプラスまでが見込めるということになる。