会員獲得と情報公開の問題
会員獲得の困難さ
 結婚相談所というものは、多数の会員がいないと成立しません。少人数の異性しかいない場合は、会員の要求を満たすお見合いが成立できないからです。
 さらに、会社側の理由として、会社の施設を維持して、人件費をまかなうには、それなりの会費や手数料の収入が必要だからです。
 会員獲得は、どこの結婚相談所でも至上の課題となります。しかし、会員は何もしなくても勝手に入会を申し込んでくるわけではありません。
 もちろん、老舗の相談所で口コミで入会者があるという所は存在しますが、これは小さな地域に限られることなのです。
 普通は、広告をする事になります。これは、どの業種でも同じです。しかし、結婚は不特定の独身男女がターゲットとなり、需要もタウンページとか特定のメディアに広告したら吸収できるというものではありません。
 ターゲットというには、ターゲットが広すぎるのです。そこで、多方面に広告することになり、広告費が増大するのです。
 その上に、上述の人件費、施設維持費を考えると、会員集めで精一杯になり、会員サービスという点ではおろそかになっている面があります。

情報公開
 結婚相談所だけではないのですが、例えば大学受験などの予備校などで本校から○○人合格という広告がありますが。それぞれの予備校の人数を合計すると、その大学の何倍もの人数になったりします。
 実績の発表がないということは、実績がないから公表できないという場合が考えられますが、情報開示しているところでも、虚偽というわけではなくても数字の計算方法によって、いろいろ出せますので、鵜呑みにするわけにはいかにいわけです。


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