貧乏なので誰も会ってくれません(T_T)
 データの中で、写真が90%と先述しましたが、それは、テーマ上、写真という事に絞って強調したのですが、データと言っても、趣味とか信条は、何とでも書けるのです。その点で一般的に信頼は薄いのです。しかし、年収、学歴は、それぞれ証明書を添付してデータ記入出来るので、信頼性は高いのです。
 特に、男性の場合、年収は評価されてしまいます。結婚生活を送る上で、年収というものは、大きなファクターだからです。
 年収が低くても、公務員であるとか、生活が安定しているというファクターも重視されるのはいうまでもありません。
 もちろん、男性に生活力がなくても女性に貢いでもらっているような人も世の中には存在します。しかし、それは、結婚相談所以外の「一般の世の中」での話しなのです。
 結婚相談所で結婚相手を見つける場合では、データを貰って「私は、自分ひとりでも生活に困っています。」というような人と会う気になるでしょうか。
 相手の人物は別として、生活というものが前提となるのです。どのデータを重視するという議論以前の前提問題なのです。
 また、ハイソサエティーを売り物にする相談所の場合や、「相手の年収が高い」という事を売り物にしている所に入会したなら、年収の低い事は絶対的に不利なのです。そういうところに入会する女性は、極端な事を言うと、相手の年収目当てなのですから。
 「年収だけではない」とはいうものの、前提として、あるレベル以上の年収の人だけに絞り、その中で、年収以外の内面などを見てゆこうという事もあります。

 これでゆくと、年収の悪い人は、結婚相談所に入らない方がいいように思いますね。実際に、貧乏で誰も会ってくれないというケースは実在します。「入会しても、誰も会ってくれない」というケースになりそうな人は、入会しない方がいいのです。本当は、結婚相談サービスは、入会審査で、そのような人の入会を断るべきなのです。しかし、商業主義から誰でも入会させてしまう今の結婚情報サービス会社の姿勢は批判されなくてはいけません。
 入会後の「いいこと」ばかり宣伝して、「年収の低い人は、誰も会ってくれない。」という事を告知しないのは問題なのです。少なくとも、事前に入会資格として、年収○○○万円以上の人と限定するべきなのです。

 しかし、年収が悪いと全く駄目なのでしょうか。そうではありません。平均年収以下の人しか結婚できないなら、平均以下の半分の人は結婚できない事になってしまいます。収入が悪いと言っても、いろいろなレベルがあります。平均を少しくらい下回っても致命傷にはなりません。
 また、女性の社会進出が多く、共稼ぎ肯定派のカップルも多いです。さらに、女性より男性の収入が下でもOKなカップルは多数存在します。
 年収は考慮されるけれど、年収だけではありません。年収以外のファクターもあるからです。
 
 全会員を見ると、確かに、年収○千万という人もいて、すごいなとおもうのです。しかし、普通に考えると全会員がライバルではないのです。入会する時、年齢は○○歳〜○○歳、職業は○○を希望(○○以外を希望)、地域は○○近県とか指定しますよね。こうやって、条件は絞られているのです。
 結局、1人の会員さんに送られてくるデータというのは、同じようなデータが送られてくるわけです。ある一定層の年代の人に限定されています。場合によっては、学歴、職業も限定されています。
 同じ年代に、同じような学歴で、職種は違うけれど、勤務年数も大差ない。というデータ間での争いとなります。
 相手の人のところに、20代サラリーマンのデータが中心に送られてくる場合は、仮に会員の中に30代自営業年収3000万の人が存在しても、その高収入の人の存在は、この場合全く関係ないのです。
 おなじようなプロフィールの人のデータが送られてきて、年収は「どんぐりの背比べ」となります。
 もちろん、最近は同年代でも所得に差が出てきましたが、そんなに数万円差で負けるというようなものではありません。そこまで細かくは問題にされる事は滅多にないとおもわれます。
 従って、年代別平均で平均以上なら問題なしで、平均以下でも、そんなに気にするほどでもありません。
 結婚生活が維持できない程度の貧乏人は、そうそう存在しないと思います。

 それと、すでにどこかに入会してしまった人は他のファクターをどう伸ばすかの工夫をする以外仕方ないのですが。結婚相談サービスによって、年代別平均年収が異なりますのでアバウトでも事前に調べてゆく方がいいでしょう。
 
 基本的に自分が年収が平均以下の場合は、結果の原因を「年収のせい」にしない事が大切です。それを露骨に評価する女性は少数派です。
 年収を意識する人の場合、年収に原因をもとめるあまり、他の要素を直そうとしない事が問題なのです。
 前にも書きましたが、データの90%は写真で決まるのです。「外見なんて」と言ってはいけません。倫理的な評価は別にして、冷静に客観的に会ってもらえる作戦を考えないと駄目です。
 自分のデータの悪い所を点検しましょう。会う以前に、その一枚の紙の情報だけで判断されるのですから。その紙面だけで、会う・会わないが左右されているのです。
 相手の会員は、相当に条件を広げていない場合は、同じような人のデータが送られています。そのなかで「会ってもらえる人」と「会ってもらえない人」がいるのです。
 数十万の年収差では、勝負はつきません、そのくらいの差で判断する人はいないとおもいます。

 写真は変えましたか?
 データの比重で重要度では、写真が90%のウエイトを持つのです。

 メッセージは、おろそかにしていませんか?
 その文面で、本当に誠実な心が相手に伝わりますか、そんなに長い文ではありません。何回も書き直して考えてみてはいかがでしょうか。

 趣味や信条はマイナスイメージを与えていませんか?
 あまり、[興味なし」が多いと相手に好印象を与えません。積極的で明るいイメージにしましょう。「正直ではないな」とは言ってはいけません。これも一つのテクニックです。会ってみて、お付き合いが始まると、そんな事は忘れられてしまいます。これらは、初回会うまでの「ただの参考データ」なのですから。
 しかし、全部「大いに興味あり」にしたりすると、個性が分からなくなりますので、その点は注意してください。また、大いに興味のあるものが「盆栽」と「神社仏閣巡り」だけというのを一般的な20代女性が見たらどう思うか想像してみてください。その点は、自分で工夫してくださいね。

 特技資格欄を埋ていますか?
 資格、特技、趣味は必ず埋めましょう。これがないデータはさびしいものです。印象も違います。
 特技は何でもいいのです、資格欄以外でこの項目がある会の場合は、自分の個性をPRする部分が増えるのですから。
 さらに、私の見たデータの中には、資格欄に「英検2級取りたい」と書かれていたものがあり笑った事がありますが、これも一つの個性や意志の現れだとおもうのですが、いかがでしょうか。


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