写真だけで判断されるの?
 結論から言うと、その通りです。
 結婚相談サービスでは、活動方法はいろいろありますが、メインとなりのは、やっぱりデータ交換です。定期的に相手のプロフィールについてデータが送られてきます。
 アンケート上では、結婚相手を選ぶ時に重視するものは、内面、価値観であるという回答が男女ともに多いのですが、これらのものは、データにはメッセージなどの一部にしか現れません。
 要するに、いかに内面重視と言っても、データを貰っただけの段階では、判断しようがなく、この段階では考慮されない(できない)と言っても過言ではありません。内面的なものの判断はは、実際に会ってからの話なのです。
 従って、会う、会わないは、内面以外の事で判断されます。そこで、データでは何が重視されるのかが問題になりますが、実は、年収、職業、学歴は、あまり重視されません。
 というのは、OMMGの初度紹介や、ツバイのPIでは、私立大学卒業とか、会社員とかの表示となり、具体性に欠けるのです、ツバイでも例外的に社名、学歴非表示可の場合があるのと、項目数がOMMG、キュービッドよりも少なすぎて、釣書としての役割は半減しているという批判もあります。
 収入は参考になりますが、それは過去の実績であり、将来を考えると職業や勤務先名が併せて考慮されます。しかし、人より飛び抜けて高い収入でないと、あまり注目されません。
 数パーセントの高額所得者以外は、同年齢層で同じようなプロフィールの人の中では「どんぐりの丈比べ」ですので、「この人に会おう」という強い動機とはなりにくいのです。
 それでは、何が「この人に会おう」という動機付けになるかというと、写真です。
 写真は、データにいつては、男女共に、年収や年齢よりもウエイトは大変大きいもので
 会うか会わないか、データの段階では、写真が90%の要素と言っても過言ではありません。私がツバイで交際申し込みを毎回のマッチングで受け、さらに、交際申し込みをしたら、ほぼ100%近く一度は会ってもらえます。年収は年代別では平均より200万近く低いにもかかわらずです。
 それでも、その結果を生むのは、ツバイに登録している写真は、出来が良すぎるからだと思っています。
 OMMGでも、あとに会員期間更新時に撮った写真が気に入らないと、プロの写真家に撮ってもらいます。
 実際に、それで「お受け」の確率が変わります。
 顔は変えられないといいますが、私は顔も平均以下だと思います。しかし、表情は変えられます。また、顔は人生の履歴と言われ、内面も現れてくるものです。これは、美醜とは別の次元で現れます。
 「職人さんが、真剣に仕事に取り組む時の、ひたむきな表情」
 というような、顔の形以外の美しさの要素でも勝負できるのです。
 
 「外見なんて、どうでもいい、私は中身で勝負する。」
 その考えは、それでいいのですが、その結果として、実際にはどうだったでしょうか。
 中身なんて、データでは分からないのです。異性の人は、国の公共機関ではないので、「とりあえず面接をしてみましょう。」と、全員平等に会ってくれる訳はありません。
 「この人に会いたい。」という強い動機が起こらねば会ってはくれないのです。とりわけ女性の方は、異性と2人きりで会うと、何が起きるか分からないということで、強い動機が無いと会ってはくれません。
 今では、女性も積極的で、そんな事は無いとも言われますが、そうでも無いのです。特に、結婚相談所に入ってくる女性は、結婚相手を見つけたいという動機はあるのです。しかし、個々の出会いについては、やっぱり消極的だから入会する事になったというケースも多いのではないかと思われるからです。
 「私は、中身で勝負」と言っても、データの段階では、中身なんて知りようもないし、それでも誰か会ってくれると思うのは、現実とは違う認識なのです。

結論
 データは、写真です。文書や数字のデータは、相手の事を、直接的に知りうるデータではないのです。データ中で、相手の個性を知りうるデータは写真しかないのです。
 外見がいい人は圧倒的に有利です。しかし、そうでない人でも、表情や雰囲気を良くする事である程度は勝負できます。
 データ交換で、相手からの返事がおもわしくない場合で、それが数ヶ月に及ぶときは、写真を変えましょう。相手の異性の立場に立って、会ってみたいという強い動機が起こりそうかどうかを判断して、いい写真を何回も撮りなおしましょう。


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