初対面のとき
 
勝負は5秒で決まる
 他でも書きましたが、お見合いの勝負は最初の5秒で決まります。通常、初めて会うまでに、お互いにデータを見ているのですが、そのようなプロフィールの人がいるというだけで、データでわかることは意外に少ないのです。

 特に、お見合いで重視される内面や人柄は、実際に会ってはじめて検討されることになります。
 しかし、お見合いの時間というものは少なくて、その短期間で判断し、判断されます。そうなると短時間で自分をPRしなければなりませんし、少なくともミスは許されませんし、次は無いのです。

 人は、初対面の人と会うとき、その人に適切に対処するべく無意識のうちにたくさんの情報を集めます。それは視覚、聴覚などを動員して行われます。その情報は合理的な判断というよりは、その人の経験によって処理されます。

 その人が過去に出会った人のデータは、その人の経験として脳にインプットされます。そして、新しく出会った人に対してどう対処すればいいかも、過去のデータベースと照合して判断してしまいます。このデータベースとの照合が第一印象となるのですが、これは、わずか数秒で無意識のうちに行われます。

 そういうことであれば、過去に相手に不愉快な思いをさせた人と特徴が似ていると、不可抗力的に悪い第一印象を持たれてしまいますが、相手の人も無意識に数秒で行われることで、どうしようもありませんし、理性的コントロールには時間がかかりますこの場合はお互い不可抗力の場合です。

 運悪く、どうしようもない場合がありますが、少なくとも自分の行為で第一印象を悪くすることは避けないといけません。初対面の相手に対しての判断は、第一印象からスタートし、そこから新しく入ってくる情報によって、それを修正していくものです。第一印象が悪いと、マイナスの地点からのスタートとなり苦戦することになります。

最初の5秒に向けて
 相手に与える印象として、一番最初に与える印象は容姿によるものです、服装、髪型、靴の手入れなどはしっかりすべきです。身に付けるものは高価なものである必要はありません。不潔であるかどうかが大切です。
 次は挨拶となりますが、挨拶の数語で印象は格段に違います。

楽しいデート
 それまでにデータを見ているでしょうが、初日が相手を知るための本当のお見合いです。この日は相手の情報が得られる最初の機会でもありますが、自分を相手に見せる機会でもあります。
 ここで相手に対して面接官のような態度をとる人がいますが、これは相手に悪印象を与えるだけで感心しません。自分はお金を払った会員なのだという意識を持つ人もいますが、相手もそうなのです。デートの場に出ると会員ではなく個人同士の付き合いであることを忘れないようにしましょう。

 また、お見合いの最初はデータ収集よりは、相手と仲良くなることに集中してもいいと思います。共同で快適な経験をすると仲がよくなるということが言えますが、映画など相手との会話がないものは、情報収集の面が少なすぎます。少なくとも「もう一度会ってみたい。」という動機が相手に生じなくてはいけないのです。その動機を相手に生じさせない限り次はありません。

意思を伝えよう
 デートが終わるまでに意思を伝えましょう。もしかしたら相手は迷っているかもしれませんし、あなたの心がつかみかねているかもしれません。そのときに自分の意思を伝えておくことは相手の判断材料に強いインパクトを与えます。そうであるなら、できるだけ早い段階で意思を伝えるべきです。


 
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