メッセージの書き方

 結婚相談所などで、プロフィールなどを書いた紹介書に載せるメッセージで困られている人がいますので、ここでは簡単な書き方を書いてみます。

 メッセージをほとんど書かない人がいますが、それでは相手へのPRになりませんし、何もない人なのかなという消極的評価を受けかねません。「会ってくれれば分かる」という人もいますが、会うことすらできないでしょう。

 また、独りよがりで、自分だけがいいと思っていても、他人が見れば「これでは、誰も会ってくれないという場合がありますので、うまく行かない人は、もう一度自分のメッセージを再考するべきでしょう。

 別の記事で書きましたが、相手の人は最初にデータをもらったときに、あなたの存在を知り、会う会わないを決定します。そのデータでもメッセージは特に重要なものです。決して、おろそかにしてはいけません。

メッセージを相手はどう見るのか
 文章というものは、相手に意思やものごとを伝える道具なのです。そこで、メッセージ文は何を伝えるのでしょうか。それは、自分の人となりを知ってもらったり、相手の人に伝えたいものを伝えるものでしょう。
 
 逆に、相手は何を基準にメッセージを見ているのでしょうか。プロフィールを見ると、年収や年齢、職種などが書かれていますが、それだけで相手を選別する決め手にはならないでしょう。そのようなプロフィールの人がいるというだけで、データからわかるものは意外と少ないのです、何もわからないと言っても過言ではありません。
 さらに、会のコンピーターで条件が絞られますので多くの場合、同じようなプロフィールの人のデータを比較することになります。

 メッセージは、同じようなプロフィールの人の中で人柄、信条や生活スタイル、結婚後の展望を見て、実際に会う人を選択するために利用されます。

 ここで、交際の誘い文句として「楽しくドライブしましょう。」とか「スキューバダイビング教えます。」などと書く人がいますが感心しません。メッセージを読む人は、多くのデータから、どの人が結婚相手としていいかを検討しているのです。初デートの誘いや、どういう交際をしたいかなどを書いても何の参考にもならないからです。


プロフィールに書くべきこと
 プロフィールで書くべき事は、人柄、信条、自分の生活環境、仕事、自分の特徴、性格、趣味、現在のライフスタイル、結婚後のライフスタイルや展望などです。相手に伝えたいことがあれば、それも書きましょう。文章が苦手な人のために、以下文例を記述します。

 まず、自分が書きたい事を「名詞」で書き出してみます。
 
 例)明るい、天然、細身、元気。事務職。ロバの見学。思いやりある家庭。

 そして、これを文章につなげます。

 例)ときどき天然が出ますが、明るく元気です。
   牧場にロバを見に行くのがすきです。
  お互いに思いやりある家庭を築いていきたいです。

 今の例は、箇条書き的ですが、他の人の文章を参考にして、自分の事を書くのであれば、書き方は、いいと思ったものを真似するのもいいと思います。

以下、少しパターン化します。

1.自分の性格→結婚の動機→理想の結婚像。
 例)年齢より若く見られ、元気です。いままで牧場でロバの世話をしてきました。
 気がつけば○○歳になり、そろそろ自分の将来も見つめてゆきたくなりました。
 お互いに、思いやりのある暖かい家庭を築きたいと思います。

2.性格、特徴→希望
 細身で色白。明るく元気な性格です。ロバ牧場の見学が好きです。
 お互いに何でも話せて、子供ができたら休日にロバ牧場に
 家族みんなで遊びにいけるような家庭を築きたいです。

3.結婚後の抱負→相手への希望
 例)結婚しても、恋人のように感動的な毎日をすごしたいですね。
 お互いのパワーになるような関係が素敵だと思います。
 思いやりがあつて、仕事熱心な人を希望します。転勤のない人希望です。

 これらのパターンに、自分の言いたい単語を当てはめてゆくと簡単に文章ができます。もちろん、字数を考え、他の人の文章を参考にしてもいいでしょう。


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