データ記入の注意点
 
 さて、結婚相談所に入会すると自分のデータを記入しなくてはいけません。データは相手が初めてあなたの存在を知る媒体になるものであり、最初は、このデータによって会うか会わないかが決定されることになります。
 
 結婚相手を判断するのは人柄、性格など内面重視だという人がいると思います。しかし、そのような内面が判断されるのは実際に相手の人に会った後のことです。書面で断られてしまい誰とも会うことができないというのでは、どうしようもありません。
 ここは細心の配慮をもってデータを記入するしかありません。

 それと、相手の人は1人の人のデータを見るのでありません。結婚相談所の会員となると、たくさんの人のデータが送られてきて、その中で誰と会うのか検討することになります。比較検討されてしまうということも忘れてはなりません。

1.写真
 データでは、本文よりも写真で左右されることが多いです。99%写真と言っても過言ではありません。
ここで「人間は中身が大切」と言ってはいけません。「人間は中身が大切」というのはもちろんなのですが、それはお付き合いが始まってからの段階で論じられることなのです。

 書面の段階では、内面は問題になりませんし、知りようもありません。ここでは、相手にいい印象を与えるということに注意を尽くすべきなのです。

 写真は、写真館でプロに撮ってもらってもいいのですが、証明写真でもスナップ写真でも差し支えありません。ただ、直立不動無表情は感心できません。写真は外見とはいえ、人柄を表現できる少ないチャンスの一つですし、相手への強力なPR方法の一つだからです。特に無表情や暗い表情の写真は、相手の人に対して内面も暗いイメージを描くでしょう。

 したがって、写真は自分の人柄が、よく出ているものを選ぶべきですし、表情がいいものを選ぶべきです。

2.プロフィール
 学歴、職歴などは過去の経歴であり、データを書く時点では良くも悪くもできません。しかし、趣味のところはある程度書けますし、資格のところでも、取っているものは小さい資格でもとにかくあるものは書くようにしましょう。

 趣味のところで何も書いていないのは消極的な人だという印象を与えますので、できるだけ書くようにしましょう。ただ、実際は何もしていないのに書いてしまって後で困ることがないようにしましょう。
 野球観戦、映画、観劇などのように、その人の嗜好がわかるものを書いてもいいと思います。ただし、観劇と書いて「どこの劇を見ているんですか。」と聞かれて困るなら書かない方がいいと思います。

 体重、身長については、証明書などの提出を求められることは少ないと思います。しかし、あまりごまかさない方がいいと思います。
 少しでも釣書の見た目を良くしようと、体重をごまかす人がいますし、それを勧める人もいます。例えば、体重は数キロは変動するものですが、あまり大きくごまかすと、実際に会ったときに困ることがありますので、少なめに書くとしても数キロまでにしましょう。
それと、身長は、あまり変動するものでないので、ごまかさない方がいいです。

3.メッセージ
 データを記入する時点で、自分なりに最も工夫できるものはメッセージです。自分の人柄について、相手が知りうる数少ないデータの1つでもあります。
 ここには何を書いてもいいのですが、ここは強力に相手に伝わる部分ですので、慎重に何回も読み直して書き直しましょう。
 自分の人柄のことでも、結婚後のライフスタイルでも、自分の得意なことでも何でもいいのですが、相手が「会ってみよう。」という動機が起きるものでないといけません。


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