返事はどうするの?
 
返事の方法
 返事は仲人さんにするのが原則です。当日が原則ですが、翌日の早いうちにすることもできます。
 もちろん、地方によって習慣が違いますので、あらかじめ仲人さんに確認しておいた方がいいでしょう。
 返事の遅滞は、相手の立場を不安定にし、仲人さんの信用も傷付けますから、決められた期限、期限のない場合は、翌日までにしましょう。
 
 交際に進むまず、自分から、または相手からお断りの返事があると、釣書を仲人さんに返却してお見合いは終了します。

反則ですが
 お見合いのルールとしては反則なのですが、当日または別の日に直接本人に返事をする場合もあります。
 この場合でも、必ず仲人さんにも結果を報告しましょう。

好意ある場合は積極的に
 お見合い初日は、相手の気持ちが分かりにくいです。この人は私に興味がなさそうだと判断しても、相手の人は緊張しているだけで実は好意をもってくれていたということもあります。
 さらに、返事をするときに「相手の人は自分の事が好きでない。」と思っていた場合、相手に対する気持ちが不確定なときは、お断りの返事をしてしまうこともあります。
 人は結婚に対しては慎重になりますから、これもありうることです。従って、好意があって交際したいと思っている場合は一刻も早く好意の存在を示すべきです。
 相手が好意をもっているとなれば、それを前提に相手の人は判断しやすくなり、いい結果がでることが多いと思います。

 この点、恋の駆け引きから、「恋の主導権を握るには自分から好意を見せない。」という意見もありますが、それは相手が好意をもっているという確信が持てる場合に限られますし、そもそも駆け引きが苦手な人が使うとどうなるかわかりません。

 そこでデート中やデートの最後までに次の約束を取り付けます。この場合も事後に仲人さんに報告します。
 仲人さんへの返事は素知らぬ顔で「お付き合いしたいと思います。」でもいいですし、気の効いた仲人さんが相手なら「デート中に次の約束しました。」と付け加えてもいいと思います。

 でも、本人を目の前にして嫌と言えない人もいます。気が弱かったり緊張してうまくかわせなかった人などは、その場でNOと言えないこともあり、後から仲人さんを通して断ってくることもあります。
 その場合でも、「相手が断りにくかったんだな。」ということで、「嘘つき」呼ばわりはやめましょう。そういう狭量な態度は見苦しいですし、仲人さんの心証を害してしまいます。次からのお見合いにも差し支えるかもしれません。

交際後
 交際後の返事も仲人さんにします。交際中も途中経過を尋ねられることもあります。こちらから区切りごとに報告するのもいいでしょう。
 あるていどの期間の交際後にお断りする場合、ほとんどのケースでは本人同士で意志を伝えているでしょう。しかし、仲人さんに結果を報告しないといけませんし、仲人さんを介してお断りすることも可です。
 旧来のお見合いでは、このような場合も仲人を介して返事することになっています。

 交際が終了すると、仲人さんに礼を述べると共に、相手の人の釣書を返却して、お見合いは終了します。
 
 プロポーズした場合は、当然本人へのプロポーズと、その返事が先です。仲人さんへの報告は事後報告となります。この後は双方の両親への挨拶まわり、親族顔合わせ、結納などのアドバイスを頂くことになります。


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