倉木麻衣ライブツアー2006 DIAMOND WAVE
三木市文化会館

                                        

エアロビクスではないのに

何故か、FUSEツアー以来、
私にとって、倉木麻衣のライブは、
エアロビクスの時間のようになってしまった。

先日の浪切ホールでは、上階の席で大人しくしていたのに、
体がバラバラになったようだ。
夏の暑さが、こたえているのかもしれない。

午前中の勤務が終ると、少し帰宅して休憩していた。
その後、三木に向かうものの、
考えていたより三木は遠かった。

最後は、単線の列車で山の中を各駅停車で、ゆっくり進む。
開演時間が迫っていて、景色を楽しむこともできない。

なんとか開演予定時刻ギリギリでライブ会場に到着できたが、
なんと、まだ入場を待つ列が、そこにあった。
開演は、30分後れとなった。


開演

初日の岸和田公演に行っていたので、
セットリストは分かっている。

倉木麻衣のライブでは、最初の方にセットリストが変化することが多い、
初日は、倉木麻衣が当初表現したいものが現れるのだけれど、
今回は完成度が高く、2日目の三木で何か修正されるのかが注目点となる。


1.Diamond Wave
2.Everythings's All Right
3.State of mind

4.Delicious way

基本的には、浪切と一緒だけれど、
初日に歌われた、Reach for the skyが抜けていた。
後の方になったのか、セットリストから外されたのか。

State of mindの後にMCが入るが、
これは、各地に応じた挨拶となるのだろう。

5.風のららら

ちょっとショックだった。
「風のららら」は、私にとって思い入れの深い曲。
フルで歌ってもらいたかったのだけれど、
ワンコーラスをカットした、ショートバージョンとなっていた。

6.Secret of my heart
7.Kiss
8.ホログラム
9.Safest Place

 ここで、会場が暗くなっているうちに
ステージにピアノが運び込まれる。

「ここからは、静かなバラードが続きますので、
よろしかったら、みなさん、座ってお聴きください。」
という倉木麻衣のコメントがあり、
倉木麻衣本人は、ピアノの前に座る。

ここまでは、初日と同じだ。

10.Like a star in the night

今日は、初日のように失敗することなく、弾き語りができた。
でも、ハラハラして見てたというのが正直なところ。

11.会いたくて

12.Stay by my side

初日の浪切では、普通のバージョンだったが、
最初にアカペラを入れる。
Stay by my sideのアレンジも、
ゆっくりと倉木麻衣の歌唱を魅せ付けるアレンジとなった。
ちょっと感激してしまった。

そういう余韻を楽しむ時間が、あるかないかで、
メンバー紹介が始まる。

メンバー紹介

13.NEVER GONNA GIVE YOU UP

 この曲の途中、イアーモニターにトラブルがあった。
一時ステージの袖にさがるという場面があったものの、
ちょっとトラブル回復までの時間を作るためか、
ここで「ちょっと、お話しましょうか。」とMCを入れる。

三木のジャスコに行って、フルーツゼリーを買ったり、
CD売り場に行って、店員さん達と記念写真を撮り
店にサインを置いてきた話などをする。

急なトラブルがあっても、
落ち着いた対応ができるところに倉木麻衣の成長を感じた。

そして、ライブ再会。

14.Groeing of my heart
15.Simply wonderful
16.Stand Up
17.Feel fine!

18.ベスト オブ ヒーロー

ここでも、セットリストに変化。
浪切で、Stand Upの前にあったベスト オブ ヒーローが、
一番最後に来た。

まあ、この方が、流れがいいのかもしれない。


アンコール後

19.Love,Day After Tomorrow

20.Ready for love

21.chance for you

22.always


総評

 残念なのは、「風のららら」がショートバージョンになったことと、Reach for the skyがセットリストから外れた事。
 確かに、浪切ホールでは、ライブ時間が長くなったけれど、2時間30分は、他のアーティストと比較して、そんなに長くないと思う。浪切ホールのライブには、とても満腹感があって、よかった。
 また、Reach for the skyが入ることで、曲と曲とのウエーブが出来ていたと思うのだけれど、どんなものだろう。

 とはいえ、Stay by my sideには参った、アカペラの導入後、曲中MCを入れるなど、かなり練られた趣向だった。それと、それまでのバラードは、他の人に真似出来ないのではないかというくらい、倉木麻衣の圧倒的歌唱力を見せ付けられた。この後も、何か趣向があるのだろうか。

 初日の浪切がよかったので、それとの比較で、少し厳しく書いたけれど、やはり倉木麻衣のライブの凄さを感じとれるライブであった。

番外編(出待ち)

 最近は、倉木麻衣のライブというと、出待ちが話題となる。初日の浪切ホールの出待ちでは、倉木さんにプレゼントを用意していたが、後ろに陣取ったため、渡す事ができず、ホールの係員に託す事になった。

 今日も手紙を書いて、倉木さんに渡す事にする。果たして渡せるのか。

 ライブ終了後、およそ1時間半、ホールの外で待つ。そして、トーマス氏登場。出待ちの注意事項と、ウエーブのリハーサルをする。そして、Mai.Kコールとともに、倉木さん登場。

 倉木さんの短いコメントの後に、chance for youを合唱。

 ただ、ここで、私の緊張感は高まる。手紙を渡すというミッションは、これからなのだ。

 トーマス氏が手紙を回収に来たが、あっさりスルーされてしまう。少し落ち込むが、次の瞬間、信じられない事が。
 倉木さんが笑顔で、こちらに歩みを始めた。そして、私の近くの女性の手紙を受け取り、そして、
倉木さんは私の手紙に手をかける。
 そう、倉木麻衣に直接、手紙を手渡しできたのだ。

 ミッションは大成功した。



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