ライブレポート LIKE A FUSE OF LOVE
名古屋センチュリーホール

                            

今年はどう展開を見せるか

今日は名古屋公演、台風の影響で
大雨が心配されたが、大阪から名古屋まで
特に天候が崩れることなく無事に名古屋に到着した。

昨年のWishツアーでは、尼崎と大津、京都と
セットリストを大きく変えてきた。
今年はニューアルバムFUSE OF LOVEを立ててのライブ
なら公演でのセットリストは、完成度が高く
今年は、あまり変わらないかもしれない。

ライブ開演

1.ダンシング

オープニングはダンシング。
これは奈良と変わらない。

私の席が3階席だったこともあり、
少し音圧が低く感じられる。

それでも倉木麻衣自身はフル回転だ。

2.Key to my heart
3.Everythings's All Right

MC
「みなさん、お元気でしたか。
みなさんの暖かい応援で、3月に卒業できました。
応援してくれてありがとうございました。

名古屋は、ラジオキャンペーンで回ってきて1ヶ月ぶりです。
名古屋に来るたびに皆さんの暖かい心を感じています。」

「5年を締めに、バンドメンバーが変わりました。
キーボード、トモ。ベース、Juice。ドラム、Marvin。
ギター、Jerome。キーボード、Les。サテンドール。」

「今回のツアーのタイトルFUSE OF LOVEは、
直訳すると愛の導火線というのですが、
今日は、愛の導火線を点火させてゆきましょう。」

4.P.S MY SUNSHINE
5.LOVE SICK
6.You look at me
7.Love,needing

8.Don't leave me alone

メンバー紹介

9.駆け抜ける稲妻

「ここからは、バラードが続きますので、
みなさん、よろしければ座って聴いてください。」

10.I sing a song for you
11.happy days
12.明日へ架ける橋

MC
「みなさん、楽しんでますかー。」

「この後は昔の歌を歌います。
口に出して歌っても、心の中で歌ってもかまいません。
歌が流れていたときの思い出、情景。
そういうものを思い出して重ねて聴いてくださるとうれしいです。」

「桜の季節を思って作った曲、Time After timeを聴いてください。」

13.Time after time
14.Stay by my side
15.Secret of my heart


「みなさん、楽しんでますかー。」
「それでは、みなさんのリズム度チェックをしたいと思います。
みなさん、立ち上がって私の手拍子の後に続いて手拍子していただけますか?」

倉木麻衣の手拍子に合わせて
会場の位置別に異なる手拍子をして全体を一体化させる。

「おー、いいですね。」
一糸も乱れぬ会場の手拍子に満足げな倉木麻衣。

16.Dericious Way

「ここから、盛り上がってゆきましょう。」

17.Stand UP
18.Feel fine!


Stay by my sideが最後というのは、
斬新で、かつライブに余韻を残すということで
いい形だと思う。

会場が一体とはいかないが、
Mai-K.コールが、惜しみなく会場に響きわたる。

アンコール後

19.Love,Day After Tomorrow

20.Honey,feeling for you

MC
「心と心を繋ぐライブとして、
みなさんと、是非一緒に歌いたい曲があります。
ニューアルバムFUSE OF LOVEの最後の曲で
chance for youを一緒に歌ってください。」

21.chance for you
22.always


総評

まずは、セットリストについて。
ならの時はライブの後半は雑然とした曲配置という印象があった。
ライブの流れや構成は難しく、
ライブのコンセプトによってセットリストは組まれるのだろうけれど、
大ヒット曲など誰でも知っている定番曲の扱いに苦慮してしまうであろう。

ライブに来る聴衆には、いろいろな人がいて
全てが熱血ファンとは限らない。

主なヒット曲しか知らない人も多く、
そういう歌を聴きたいという要求もあり、
ファン以外の人の要求も満たすため、
定番曲を入れたい。

しかし、そいうい曲はライブコンセプトに合うのかどうかは別で、
扱いに困ることがあると思うのだ。

ライブの中で、その曲の位置付けをどうするのか。
今回のライブでは苦慮した感じがあり、
「ここからは、古い曲を歌います。」と
ライブの流れを一旦区切ったものと考えられる。

次に、奈良ではalwaysがアンコール前だったが、
個人的にはChance for youが最後でも
倉木麻衣の新しい形としていいと思うが、どうだろうか。

技術的については、
倉木麻衣はMCに慣れてきたようだし、
オーディエンスをリードするテクニック、、
ライブの流れを支配する力がついてきたように思う。
そのため、とても聴きやすい快適なライブとなった。

しかし、このホールの特性と、私が3階席ということがあるかもしれないが、
音圧が感じられない割には、
バンドと倉木麻衣の歌のバランスが悪かったように思う。
今回はバックバンドと合っていない部分があり、
その点は指摘しておいた。

前回「音が割れている」という指摘をした人がいたが、
今日は、音が割れていたと思う。
聴く位置というものもあるが、
ミキシングがおかしい。

極端に言うとバックバンドばかりが、うるさいくらい強調され
かんじんの倉木麻衣の声が聴こえないこともあった。

音が割れるくらいバックバンドの迫力を強調するのは、
いくらパンチを利かせようとしたとしても
やりすぎだと思う。

東京でもミキシングが直っていなかったら、
この点は、強く指摘したいと思う。

ろばさんの部屋 > L・O・V・E DOOR