平安神宮ライブ
京都で第1回学生祭典が開かれ、その実行委員の1人である倉木麻衣が平安神宮でライブを行うことになった。倉木麻衣は、秋の京都と平安神宮にふさわしい女性であり、そのあまりにもマッチしすぎたライブはいやが上にも期待感をもたせる。
夕暮れの京都平安神宮、ライブの幕は開いた。
1.Love,Day After Tomorrow
およそ1万人の大観衆を前に現れた倉木麻衣、ライブでは初めてはいたミニスカート、黒を基調とした衣装は少し一味違った倉木麻衣を演出する。
「こんばんはー。」と一言言った後、前奏部分で「woo-baby ,woo」というのを入れていて、こういうのは、とてもいいと思った。
ただ、Love,day after tomorrow I wish youの部分が力みすぎでないかと思った。
2.Delicious way
この曲は、落ち着いた歌いっぷりであった。
「こんばんはー、倉木麻衣です、今日は熱く最後まで盛り上がりましょう。」
3.風のららら
序盤は、少し試行錯誤で歌っているような印象、「もう離さない、君に決めたよ」の部分がよく歌えていなかった。
しかし、全体的には曲があるていど進んで、終盤に向けて風を起こせるような、しびれる感覚があった。
歌の終曲の部分で、倉木麻衣が「オウ、イエイ、ララ、ララ」と歌う部分がとても気に入った。
4.Secret of my heart
5.Stay by my side
このバージョンのは、標準的なものだが、やはり感動的である。
MC 「みなさん、あらためましてこんばんはー。倉木麻衣です。」
「えー、今日はなんと、ここ平安神宮でライブをしているんですけども、聞いたところによると、この平安神宮は市民のみなさんの力で作られたということで、今、この場所にいて、ライブができること光栄に思っています。」
「そう、京都には、たくさん素晴らしいところがあると思うんですけれども、やっぱり私一番、いいなと思うのは、そう京都の四季、これは凄いですよね。やっぱり、はっきり移り変わりが見れるというか、日本の四季は一番この場所で感じられます。
次の曲なんですけども、その、私が京都の大学にの方に通っているときに見る、桜が舞散っていて、そのときに、あたり一面、道を桜色に染めていく、そんな風景をを見て感動して作った曲です。Time
after timeを聴いてください。」
6.Time after time
ツーコーラス目以降は安定したが、序盤は音程に不安のある歌いだし、歌いこみがたりないかも。でも、雰囲気は出ていた。
7.Reach for the sky
8.冷たい海
この曲は、さすがというほかはない。現在の子供達の置かれたかなしい心への鎮魂のように曲が終わってゆく、その終盤のJeffreyとの掛け合いがすばらしかった。
MC「どうもありがとうー。それでは残すところあと2曲になりました。」「ここから。ここからちょっとアップテンポに盛り上がっていきたいと思います。それではFeel fine!
聴いてください。」
9.Feel fine!
さすがに、この曲は盛り上がる。倉木麻衣の必殺技のひとつである。
10.always
この形のalwayは、やっぱり凄い。特に終盤での振りが一流歌手という感じで、PR度抜群。このときのalwaysが最も好きである。
アンコール
Mai-Kコールの後、Jeffreyが出てきて、nananaコール、会場の大合唱のあと、赤の上に下はジーンズという、いつもの倉木麻衣が再登場。
11.Stand Up
「na-nana-na-na」と続きを歌いながら、リズミカルに登場した倉木麻衣、最初から聴衆を煽る。オーディエンスをお手のもののようにリードする。
最後はお決まりの、会場のみんなと「Stand Up」を歌う。
MC 「どうもありがとうございました。」
メンバー、一同整列して礼。
最後の挨拶「今日は、あの、本当に、みなさんどうもありがとうございました。」
「ステージ上がる前では凄くもう緊張してドキドキだったんですけども、あのー、みなさんが目の前にいて、そして緊張が感動に変わりました。どうもありがとうー。 いや本当に、こんな素晴らしいところでライブができて、ほんとに光栄に思っています、それでは、お気をつけてお帰りください。ありがとうございました。」
このライブは、平安神宮で行われて京都とのマッチングを少し注目したが、倉木麻衣という女性自体があまりにも京都にぴったりなことと、それに対して本格的洋楽アーティストの部分を見せ付けたライブであった。
特に、ライブでの振りは聴衆へのアピールがよく伝わるものであり、曲が終わるまでの歌詞以外に歌っている部分は特に感動した。
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