明日へ架ける橋

ミディアムテンポのバラード、じっくり聴かせる曲である。
NHKのドラマの主題歌らしい爽やかな感じの曲だ。

この曲の言いたいことはalwaysと同じなのだが、なんとなく違うところがある。
というのは、「傷つく勇気持ち」自分で未来を築けるというところであり、
自分の力で大地に立ち進んでゆける、
たとえ「何度も夢破れても」という力強さであろう。

誰かがいると、必ずたどり着くし
失っていたものを輝かせることもできる。
夢への強い確信と、自立心が見て取れる。


Stay by my sideでは、
デビューしたてで「新しい世界」が展開したが
倉木への誹謗中傷などが吹き荒れたころでもあった。
そのときに倉木はシッョクを受け
人間不信にもなったかもしれないし、
10代なかばの倉木にとって
世の中全てが敵に映ったかもしれない。

しかし、それを支えたプロデューサーやスタッフ
そして、多くのファン
そして自分を支えてくれている人たちへの信頼し、

どんな嵐が吹き荒れても揺るぎない心と
熱い思いを大切にしてゆこうという思いを書いている。

これに対して、「明日へ架ける橋では」
「君」という存在は現在にはいないかもしれない。

それは「出逢えるはず」という文言があるためだが
いつも信頼し、信頼してくれる人たちに応え、
正面から向き合える日を言っているのかもしれない。

なお、この曲はLove needingのカップリング曲として
バラードバージョンも収録されており
何回も聴くと、何故か心が温まってくる。


 
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