株を始めるまで

証券会社に口座を作ろう

 株を始めるには証券会社に口座を作る必要があります。入門書にも書いていることが多いのですが、ここでは、あまりにも基本的すぎて本に書いていないことも書きます。

 一番簡単なのは、最寄の証券会社の窓口に行って、口座開設を申し込む事です。ただ、この場合は担当者が付いて、電話で注文する形を取るのか、ネットのみで売買するのかを明確にしなければなりません。

 手数料からすると、ネットでの取引が圧倒的に安いのと、担当者からの電話がうるさいと思う人はネットのみの取引がお薦めです。ネットでの売買のコースがない証券会社があるもしれませんので、そういうことができるかどうか確認しましょう。
 担当者やコールセンターを通じての取引と、ネット取引と、どちらかだけのコース、両方できるコースなどありますので、それも確認しましょう。

口座開設申込書を出そう

 一般的には、証券会社のホームページに行き、口座開設申込書を請求することでしょう。口座開設の申し込みの画面に行き、必要事項を記入すると、必要事項が印刷された申込書が郵送されてきます。
 口座開設申込書が送られてくると、記入事項を確認し、訂正事項があれば、訂正し、未記入事項を記入して印を押して、証券会社に送付します。

 未記入事項として、証券会社からの出金口座という項目があります。証券会社から出金する場合は、そのたびに自分の振込先口座を指定することはしません。
 証券会社は、事故防止などのため、あらかじめ指定された口座以外には出金しないようにしているのです。
 証券会社からの出金を受けるのに便利な講座を記入しましょう。

 申込書の記入が済むと、自分の身分を証明する免許証のコピーや住民票などと一緒に送付しましょう。

手数料について

 手数料なのですが、取引ごとに手数料がかかるコースと、1日の取引金額によって手数料がかかるコースがあります。
 
 取引ごとというのは、一銘柄についての手数料です。例えば、日立造船と石川島播磨の株を1000株ずつ買うとします。この場合は、日立造船1000株、石川島播磨1000株と、それぞれについて手数料が発生します。
 同時に発注しても、手数料は銘柄ごとに発生します。

 1日の取引回数に関わらず、1日の取引金額について手数料が発生するコースがある証券会社もあります。
 この場合に、取引しない日でも手数料がかかるのではないかという誤解をする人がいるのです。もちろん、取引先の証券会社で確認するべきことなのですが、一般論として、取引がゼロの日には手数料は発生しません。
      

証券会社への入金はどうするのか

 私は以前にも証券会社に口座を作ろうと思った事があります。しかし、躊躇したことがあるのです。それは、証券会社に、どうやってお金を運ぶかなのです。
 株を買うときは、注文前にお金を用意しなくてはいけません。しかし、株を買いたいと思ったときに証券会社に現金を持ってゆくのは不便だと思っていたのです。

 バカな疑問だと思われるでしょうが、新しく口座を作られる人の多くから、証券会社にどうやって入金するかを訊かれたことも多いので、これは疑問に思う人が多いのかもしれません。

 答えとしては、銀行振り込みなのです。証券会社に口座を作ると証券会社への入金口として、1人1人の顧客専用の振込み口座が作成されます。
 口座を作ると、証券会社から、専用の振込先口座が通知されますのでそこに振り込みましょう。      

口座ができると

 証券会社で口座を作ると、ネット取引のためのIDとパスワード、専用入金口座を書いたものが郵送で送られてきます。
 まずは、証券会社での取引ルールなどをパンフレットやホームページで確認しましょう。証券会社によっては、特別の株取引ツールを使いますので、その使い方もマスターしましう。
 

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